平成

 

自分が生まれた年号が終わるって想像もしなかった。

 


平成に生まれて平成に死ぬとは特に思ってなかったわけなんだけど。

 

 

 

平成のうちに25歳の大人になったから年齢的に当たり前のことかもしれないけど、

 


平成は大切な人たちに出会えた年だった。
令和ではその大切な人たちを大切にしていきたい。

 

 

同じように平成のうちに大切な人を失った。

令和では今まで以上に失っていく人も増えるんだろうな。

 

 

だからこそ今できる限り大切にしていきたいし、もういなくなってしまった人との思い出は絶対に忘れない。

もちろんそれは令和ではとかではなく一生涯ね。

 

 

だけど思い出だけじゃ足りないし、寂しい。

やっぱり会いたいよ。

 

 


平成しか知らないけどいろいろ物の変化はすごく感じた。

 


携帯の操作がボタンからタッチに変わると思ってなかった。

スライドの携帯が出てきたときでさえびっくりだったのに!笑

 

 


プリクラだって、目も肌も顔の形も何も変化がないただの写真のシールバージョンだったのが、今は全くの別人の顔の写りでシールもあればシールじゃないのもある(笑)

 

 


絶対はさみで切らなきゃ分けれなかったシートが、途中からはもともと分かれたやつがプリントされたり、今ではパキッて割れる切り込みまで入っちゃって。

 

 


カルピスも平成生まれらしい。
最近は二日酔いの日には絶対カルピス飲んでる。
めっちゃすっきりするから嬉しい(笑)
カルピスがあってよかった。

 

 

 

何よりも思い出があるのはやっぱりメール。笑
メールとLINEは常時の連絡手段としては同じだけど全く別物だと思う。

 

 


好きな人と続いたメールの「Re:」は本当に嬉しかった。
どれだけ下にスクロールしなきゃ本文を見れなくてもどうしても消せなかった。
あの時の嬉しさはたぶんもう味わえないね。

 

 

なかなかメールが返って来なかったときはセンター問い合わせして、メールが来てないか確認して。
そんな少しの時間でさえドキドキできたな(笑)

 


読んでるか読んでないかわからなかったから、何か嫌われるようなこと言ったかな?ってそれまでのやりとりとか、自分が送った文章を何回も読み返した。

 

 

 

そんなんで待ち遠しくてやっと返ってきた返事に、「返事遅くなってごめん!○○してた」って書いてくれてるの見てほっとしたりしてね。

 

 

 

LINEは既読機能があるし、今ではわたしも相手も数時間だけなら「遅くなってごめん」とかもあんまり書かなくなってしまったように思うな。

 

 

相手が読んでないっていうことが分かった時点で、忙しいんだろうなって察せちゃうしね。

 

 

 

メールに書いてある本当に一つ一つの言葉が嬉しくて愛おしかったな。

メールを保護してたのもなんだか懐かしい。

 

 

 

こんなにメールの思い出を作ってくれた当時好きだった彼には感謝をしないといけない(笑)

 

 

 

LINEはLINEで、あんなに好きな人とポンポンやりとりできて、読んだことが分かることで変な心配とかもしないでよくなったからすごく便利だからありがたい!

 

 

これからはLINEでたくさん愛おしさを感じていきたいな。笑

 

 

 

他のものも今後更になにがどう移り変わるのかすごく楽しみ。

 

 

 

 

あと40分くらいで令和だ。

 

 

 

幼いながらに本当にたくさんの経験ができた平成。

 

 

 

やっぱりなんだかんだ平成が終わるのは寂しいな。

 

 

 

ありがとう、わたしが生まれ成長するのを見守ってくれた時代。

令和でも全力で生きていきます。